20065.15
理由は言わないが、その早朝、かはたれのひもあさきゆめみしハイウェイ沿いをひとり歩きながら、彼は幸せにあふれていた。
つづく
20065.14
まずはプロローグだ。そこそこの花畑と、そこから遠くない草原、古い小屋、それから割と深い森、そしてすごく深い森を想像してもらえばいい。
つづく
20065.10
加えて館内の空気が濁っていたせいもあって、行方不明者が相次いだ。
つづく
20065.10
ふとしたはずみで歴史が変わって、アキレスは彼の足の腱を切られずに済んだ。
つづく
20065.10
なんかやたらと疲れが溜まる。もんだから、久々に風呂を溜めてみた。
つづく
20065.8
一匹の子豚が、藪からニョロニョロ這い出してきて、小鳥の歌をひとしきり歌ったわけです。
つづく
20065.8
どうしたところで無駄かもしれない。絶望的な問題だ。なんとしても帰らなければならない。
つづく
20065.7
午後のまどろみを背に、図書室で目録を漁っている。それは猫の顔をした男である。
つづく