20065.14
まずはプロローグだ。そこそこの花畑と、そこから遠くない草原、古い小屋、それから割と深い森、そしてすごく深い森を想像してもらえばいい。
つづく
20065.10
加えて館内の空気が濁っていたせいもあって、行方不明者が相次いだ。
つづく
20065.10
ふとしたはずみで歴史が変わって、アキレスは彼の足の腱を切られずに済んだ。
つづく
20065.10
なんかやたらと疲れが溜まる。もんだから、久々に風呂を溜めてみた。
つづく
20065.8
一匹の子豚が、藪からニョロニョロ這い出してきて、小鳥の歌をひとしきり歌ったわけです。
つづく
20065.8
どうしたところで無駄かもしれない。絶望的な問題だ。なんとしても帰らなければならない。
つづく
20065.7
午後のまどろみを背に、図書室で目録を漁っている。それは猫の顔をした男である。
つづく
20064.28
こどもがお湯にあごまでつかって、百まで数えさせられるみたいに、僕はもうずいぶん昔から、星を数えずにはいられない性分だった。
つづく