20066.19

クレアボヤンス　その３

まさか！　忘れたとでも思ったのか。実況中継をしてやろうか。

つづく

20066.13

クレアボヤンス　その２

念のため言っておくと、スライムは山吹色だ。意味なんて知らない。

つづく

20066.13

クレアボヤンス　その１

リモコンが見つからない。蒸し暑くてたまらない。窓を開けようとすると、既に開いている。

つづく

20066.8

コバルト・ラインズ　その２

満員電車の中で僕がふるえたのは、

つづく

20066.7

コバルト・ラインズ　その１

月が出なくなった。最初に気付いたのは占い師だった。

つづく

20066.6

WYSIWYL

　夢の中であなたは、アスパラガスを刈り取っている。「第一、第二、第三関節！」

つづく

20066.5

死んだフェニックス

失意の女：「月が出たね」

つづく

20066.3

スリー・シープス

ミニチュアのおもちゃのように見える。誰もいない、港は早朝。はるかの街影から、淡い輪郭だけ結晶させる、太陽はまだ土の中。

つづく

20066.3

シー・スリープス

ああ。ああ。なんて、適当な天気。

つづく

20065.31

ニュートラル・ポイント

　その技師は言った。

つづく