20063.25
オタマジャクシがカエルになることを変態というが、そのオタマジャクシはカエルへの変態を頭の中だけで済ませてしまった。
つづく
20063.25
柔肌が覗いた。赤い悪魔は赤い舌を、改悛の情は城下に伏し、般若湯は桜に注ぐ。
つづく
20063.24
酒を飲んで帰ったら、郵便受けにカツオ節が入っていた。
つづく
20063.23
驚いた。最初見たときは、妙な雨だな、と思った。けれどすぐにわかった。わかった上で、何なのかわからないのだが、今朝起きて、やけに寒かったのは、このせいだったのか、とふと思った。
つづく
20063.23
まったくもって悲しいことだが、その日の蝸牛レースは大波乱の内に終わった。
つづく