昏睡文明 その7

 いつの間にか、気付けば星が出ている。わけがない。玄関のオートロックを開けて、まさかこんな遅くに届けられるはずもない郵便物をチェックする。エレベーターのボタンを押し、壁にもたれかかり、目をつぶる。さて、そのときの闇の広さは?

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