相対性幸福論

オタマジャクシがカエルになることを変態というが、そのオタマジャクシはカエルへの変態を頭の中だけで済ませてしまった。つまりそのオタマジャクシはカエル社会の中に変態しきれなかった。言い換えれば、カエル社会にそのオタマジャクシの変態が出て行かなかったということだ。これはそのオタマジャクシの意志であり、やんごとない変態の姿に違いない。

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