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20063.13
大きなテンガロンハットの男が、吟遊のつれづれに、砂漠の街角で、くたびれた哀愁にまかせて、めいっぱい張ったギターの弦を、ぴーんと爪弾いたら、その合図に合わせて、あの人の首筋のどこかで、一本の毛細血管が切れる。おわり。
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